手放せない心理
インフルエンザでダウンした夫が、家族にうつさぬようにずっと一室に引きこもっていたため、普段と勝手の違う年末年始。今日から復活した夫をまじえて家族で初詣。夫婦揃って大吉を引いて、半吉を引いた受験生の娘にぼやかれる。
断捨離欲に火が付いて、年始なのに今日はごみ袋6個作成。もう自分には必要ないと気づいていくプロセス。
まだまだモノはありますが、このプロセスがすごく深い。わたしの場合、手放せないのはすべて心の問題で、深い気づきを得る代わりに時間もかかる。長い間読んでもいないのに手放せない本は、自分の知識欲や獲得できていない情報への焦りから身にまとう鎧だし、山のような業務上の書類は自分への自信のなさ。
変化が欲しいときはどうしたって焦るけれど、自分にいっこずつ尋ねていくしか道はない。でも、自分のまわりの環境と自分の心はつながっているから、居所を整えるのはおすすめです。どうしてこれを持っているのか、どうして手放せないのか、捨てる目的でなくても、自分に聞いてみるだけで気づきがあります。
安らかな心で引いた大吉は、いま進んでいる道を肯定してくれているよう