生きる糧は
「何を糧に君を愛し続ければいい?」
昔よく聴いていた歌の中にあったコトバ。
「何を糧に生きていけばいい?」
とよく考えていた。
毎日がしんどいよー、
糧(かて)が足りないよー、
エネルギー切れ。
好きなことばっかやってたり、好きな人がいたりしたときは忘れていられた。
自分の外側にしか活力源を見つけられなかった。
我慢して、無理してが当たり前の毎日だと、それを乗り切るためのカンフル剤が必要になる。
それがないとやっていけなくて、いつしかそれが目的になっていく。
毎日過ごしているほとんどの時間が嫌なもので、それを耐え抜いたご褒美のようにほんのちょっびり与えられるのが糧になる時間。
本当はそうじゃないのに。
日常のそこここに糧はあるのに。
嫌だとまだ言っている。
認めたくないんだと言っている。